ゴルフスキルの上達に欠かせないスイングモーションを簡単に撮影できるハイスピードカメラ。
スマート端末で撮る・見る・分析。EX-SA10とスマホを専用アプリ『EXILIM Connect for GOLF』で連動して、リモートでスイング動画を撮影。
撮影した動画は、『EXILIM Analyzer for GOLF』のライン表示や2画面同時再生機能を使用して、その場ですぐにスイング分析することができる。
モーションシャッターを使えば離れていても撮影可能。
動きを感知すると自動でセルフタイマーのカウントが始まり、カメラに触れずに撮影できる。

CASIO High Speed EXILIMで撮影した5番アイアンの素振りと実際のショット
素振りではボディーターンでスムーズなスイングができているのですが、
いざボールを打つとなると、
腰をしっかり回せずに左足への乗り込みが弱いまま、
右腕のタメ(グリップのコック)が勝手に解けてヘッドが落ちてしまい、
インパクトでは腰が引けたような姿勢のままヘッドが回り込んでボールを捉えています。
それ故、身体の回転で打つというよりも、
ヘッドの回り込みのみでボールを掃うようなスイングになっています。

腰と肩の回転でグリップエンドから引き抜くように意識して、
自分では出来ていると思い込んでいても、
インパクト直前に、瞬間的に肩の回転スピードが遅くなってしまうことが多く、
自分の眼で確かめながら、理想通りのスイングに仕上げていくことが大切です。

古より『百聞は一見に如かず』と言いますが、
自分の眼で自分のスイングを詳細に何度も見れるのは、めちゃくちゃありがたいことです。
レッスンプロのアドバイスを受けるだけで、
自分自身がどう変わっているのかを確認できない高価なゴルフレッスンを受講するよりも、
打ちっぱなし場でただ闇雲に10000発のボールを打つよりも、はるかに効果的です。

実際のスイングは、自分が思い描く理想のイメージから大きくかけ離れていることがよくあります。
私は「ボディーターンスイングの意識とイメージ」を書く上でも、
自分が意識したことが実際の動作にどのように反映されているのかをスローモーション映像で確認しながら何度も修正しました。

もし、思い通りのショットが打てず、ミスショットが多く、スコアも改善されず、
自分のスイングのどこに問題があるのかも分らず悩んでおられるのなら、
間違ったスイングのままいくら練習を積み重ねても、
その場しのぎの悪い変な癖が身につくばかりで時間とお金の無駄です。
まずは、自分自身でスイングの問題点を知ることが最も大切です。

理想と現実のギャップを自分自身の眼で客観的に確かめながら、
どう意識すれば、どうイメージすれば理想どうりの動きに近づくのか?練習場へ行かずとも、
自宅の庭で素振りを撮影しながらスイングフォームをチェックするだけのイメージトレーニングでも効果は全然違います。
そういったことができるようになってスイングが良くなり、
飛距離も方向性もスコアまでも改善されると、ゴルフがもっともっと面白くなりますよ!